「食」を支える農家さんが喰えないのはおかしい?

どうも。参四郎です。

今年はサツマイモの苗を入手するのに苦労しましたが、昨日ようやく手に入れました。品種は「紅はるか」です。10本で400円。70本買いました。去年は安納芋とかシルクスイートとか色々と取り揃えてたんですけどね。今年は「紅はるか」しかなかった。これも「基腐病(もとぐされびょう)」の影響なんかな。全国的に広がりつつある病気ですが、九州地方では特に被害が多いのです。

この写真は去年撮影した農家さんのサツマイモ畑の様子。基腐病が発生するとツルや葉が枯れてイモが腐ってしまいます。そして病原菌が土に残るので土壌の消毒を行わない限り何度でも発生する訳ですな。しかも消毒を行っても菌がどこから持ち込まれるか分からない(汚染された苗、トラクターや靴に付着した土など)っていうね。ちなみにこの畑、今年は現段階でイモを植える準備が全くなされていない。廃業するのか?

YouTubeでさ。鹿児島のサツマイモ農家の人たちが役場に出向いて「病気対策に使う薬代を支援してくれ」って嘆願してる動画があってさ。インタビュアーに対して「薬使うと赤字になる」とか言っててさ。中には泣いてる人もいたな。「どんだけ薄利なんだよ」って思ってさ。「食」って人間が生きていく上で最も重要な部分じゃないですか。その「食」を生産してる人たちが食えないっていう状況は単純に「おかしい」って思うよね。まあ、世の中そんなに単純じゃないことは分かってるんだけどさ。

とにかく苗が手に入ったので、まっすぐ家に帰って速攻で植えた。しばらくして天気予報通り雨がポツポツと降り始めてきた。したがって水やりの必要はない。 植え付けのタイミングとしてはベストだろう。この時点で時刻はAM10:00。 このまま家で休日を過ごすのも勿体ないのでマルハンに出向いた訳ですが・・・まあ地獄だったね。どうにか2,000円のマイナスで切り抜けたけど、3月以降マジでどうにもならん程に設定状況が悪化してる。「マルハンでジグマるのが一番期待値が高いのでは?」なんて思ってたけど・・・とてもじゃないけど無理だわ(笑)。やっぱりマルハンに固執せずに色々と見ていかんとアカンなって思ったよ。

とりあえずサツマイモの植え付けを無事に終えることができてホッとした。あとは病気にならずにスクスクと育ってくれるのを祈るのみ。あと虫食いも。

それではまた。


にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。