「寂しくないかい?」

どうも。参四郎です。

前の職場でのことなんですけど、ある男性利用者から「寂しくないかい?」って声を掛けられたんですよね。
この男性のことを私は「ボケてる」って思ってたんですよ。足元フラフラで言葉もフガフガと何を言ってるのか聞き取り辛い。そんな男性から人を気遣うような言葉を掛けて頂いて驚いたのと同時に心が温まるような気持ちになりました。恐らく私が利用者の前で自己紹介した際に「関西から単身鹿児島に引っ越してきた」って言ったのを覚えていたのでしょう。

「寂しくないかい?」か・・・。
「全く寂しくない」って言ったらウソになるかもしれないですけど、別に孤独に苛まれている訳でもないし、現状全然大丈夫です。慣れが生じて全然平気になってるっていうか。
昔から家族全員と仲が悪くて一人浮いた存在になってましたしね。家族が食事をしながら談笑してる時に一人自室で過ごしてるとかね。ていうか中学2年くらいから家の食事をマトモに食べた記憶がないです。一緒に暮らしてはいるけど完全に孤立しているっていうか。前にも書いたけど、親父は私が高校を卒業したことすら知らなかった訳ですから。

そんな環境で暮らしてきたので単身鹿児島で田舎暮らしをしていても全然平気ですね。寧ろ他の人間に気兼ねすることなく、やりたいようにやれるので気楽です。まあ現在はサラリーマンに復帰してしまっているので、本当の意味でやりたいようにはやれてないんですけどね。

でもこの先、年を重ねるにつれてどんどん弱気になっていくっていうのはあるかもしれないですね。まあその時はその時。現状はとりあえず大丈夫。

それではまた。


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