思い出のゲーム:ウルティマⅨ アセンション

どうも。参四郎です。

時は1999年。当時19歳だった私は「パソコンで作曲をしよう」と思い、街の電気屋に向かいました。当時はまだガラケーしかなく、インターネットもそこまで普及していなかったと記憶しています。
で、Windows98の入った10万円程のPCと、作曲ソフトとMIDIシンセのセットを買ったんですけど・・・売り場で凄く気になるPCゲームを発見しまして。

それがこちら。ウルティマⅨ:アセンション。未だに持ってる(笑)。そしてこれを何時でもプレイ出来るようにWindowsXP(XPでは普通に動作します。それ以降のWindowsで動くかは不明)の入ったノートPCを未だに持ってる。
その当時からウルティマの存在は知ってました。日本でコンピューターRPGというと「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」が二大巨頭みたいになってますけど、世界的には「ウルティマ」「マイト&マジック」「ウィザードリィ」が三大RPGって言われてましたからね。
で、売り場で手に取って箱のゲーム画像を見ると・・・メチャクチャ綺麗な3Dグラフィックが紹介されとるじゃないですか。「これは絶対やらなきゃダメだ!」と思ってPCと一緒に買って帰った訳です。

で、家に帰って早速ゲームをインストールしたんですけど・・・動かない!
どうやらPCのスペックが低過ぎたようです。あの時買ったPCのスペックは詳しく覚えてないけど、確かハードディスクが6GBでメモリーが64MBとかだったな。今では考えられないようなスペックだ(笑)。
仕方がないので自分でパソコンを開けて3Dに対応したグラフィックボードに取り換えたり、メモリーを増設したりして(なんやかんやで5万ほどの追加費用が発生した)、ようやくゲームをプレイすることができた。ゲームが動いた時はホントに嬉しかったな。

今回久し振りにプレイしてみた。今でこそ超美麗な映像が当たり前ですけど、あの当時でこのグラフィックは驚異的でしょう。現代でも普通に通用するレベルだと思う。ゲーム性は完全3DのアクションRPGです。

このゲームの素晴らしい所は「自由度の高さ」ですね。
例えば、このような山岳地帯もただの背景ではなくて実際に存在しており、色んな手段を講じて探索することができる。本来はストーリーが進展しないと行けない場所も、こうして山を無理矢理登って行くことができたりする。その辺を意図的に作ったのかどうかは分からないけど。

このような切り立った崖の上から飛び降りるも自由。それにしても素晴らしい景色だ。

実際に海に飛び込んでみる。息の続く限り水中の探索も可能(長時間息の続く薬や魔法もある)。ゲーム内では泳いだり潜ったりして進まなくてはならない場面も多々ある。

昼夜の移り変わりや天候の変化もある。晴れたり曇ったり、雨や雪が降ったり。因みに夜間に雨が降るとマジでなんにも見えなくなったりする。「しまった。遅い時間にこんな遠くまで来るんじゃなかった。街に帰らなきゃ」なんて思っていると、どこからともなくアーチャーの放つ矢が飛んできて体に突き刺さったりする。「ヒィィ!」みたいな感じで真っ暗闇の中を必死に逃げ惑う訳です。

夜明けの情景。マジで美し過ぎる。好き過ぎる。

敵との戦闘。そこまで技術は必要ない。適当に武器を振り回していれば何とかなる。攻撃魔法も色々あるけどそこまで使用頻度は高くないかな。

このゲームの難点を挙げるとすると・・・ダンジョンが広大で仕掛けが複雑過ぎるって所ですかね。「このレバーを引くとあそこの扉が開いて・・・」みたいなやつ。そういう仕掛けが幾重にも張り巡らされていてマジで訳が分からなくなる。ダンジョン攻略に出向く度に「あぁ、またか」って感じで気が重くなる。

そんな訳で今回は「ウルティマⅨ:アセンション」を紹介させて頂きました。ゲームとしても面白いけど、ただ単純に歩いてるだけでも楽しいんですよね。景色がホントに綺麗で。今でも中古でそれなりに出回ってるみたいだから、興味のある人はプレイしてみてください。但し、ゲームの動作環境には注意してね。

それではまた。


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