年を取っても心は豊かになりません!

どうも。参四郎です。

以前に勤めていた社会福祉法人では毎年高校生を招いて体験学習的なことをしていました。私も何回か体験学習の担当となり、高校生の前で色々と話をしたものです。
ただ、基本的には上司が作成したパワーポイントの資料を基に進めていくので、自分の考えとは違う部分が多々ある訳です。なので私が担当の時は結構資料を無視して自分の言葉で話すことが多かったですね。

資料の中で「人間は年を取ると体が衰える」的な内容があります。うん。これは間違いない。ハゲたり、入れ歯になったり、腰が曲がったり痛かったり、目が見えにくかったり耳が遠くなったり。年を取れば体の機能が衰えるのは紛れもない事実。
しかし資料ではその後に「その代わり心が豊かになる」的な記載があります。
うん。これは大きな間違いですな。まあ高校生の体験学習ですから、それなりの内容にしないといけないのは分かりますけどね。でも高校生ともなればある程度世の中の事も分かってくる年頃なので、内心「そんな訳ねえだろ!」って思っていたかもしれないですね。

言うまでもないですけど、単純に年を重ねただけでは心は豊かにならない。それは周りの大人を見れば明らかですよね。クズみたいな奴がわんさかいますよ。自分も含めて(笑)。
「人として優れた存在でありたい」と願い、長年勉強して実践し、教養を深めた人間だけが「心の豊かな人間」になれるんじゃないですかね。そんな簡単じゃないと思いますよ。

実は今日、勤務先の老人ホームで利用者同士の揉め事があったんですけど、その仲裁をしていて上記の資料の内容を思い出したって訳です。結構大変な揉め事だったんですけど・・・記事が長くなりそうなので、また日を改めて書きたいと思います。

それではまた。


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