お疲れ様です。参四郎です。
YouTube第二弾が完成しました。
今回はART ZOYDの「Errance」という曲をギターでカバーしました。
・・・知っている。一般的な知名度は皆無で需要がないことは知っている。でもだからこそ、ART ZOYDの素晴らしさを伝えたいというか。まあ私のカバー動画で伝わるかどうかは微妙ですが。
まず、このグループの名前は「アール・ゾイ」と読みます。日本では「アール・ゾイド」とか「アート・ゾイド」とか紹介されていたいた時期がありますが。フランスのグループなので「アール・ゾイ」って読み方が正しいのだと思われます。
で、曲名は・・・読めません。英語もロクに理解出来ないのにフランス語が分かる筈がありません。この曲は1983年に発表されたアルバム「Les Espaces Inquiets」に収録されています。これも読めないですけど数年前に日本でCD化された時の邦題は「心配な空間」となっております。
タイトル通り、アルバム全編に渡ってダークで沈み込むようなサウンドが展開されています。そういう部分が個人的に大変気に入っている所で、「退廃的な美しさ」を表現させたらこのグループの右に出る者はないと思われます。
1969年に結成され、現在も活動を続けているようです。
結成当初はサイケデリック・ロックバンドとしてスタートしたのですが、ギタリストが脱退してからチェンバー・ロック(プログレの一つで室内楽の要素を取り入れたもの)化していったようです。現在では電子音響的な要素を取り入れています。
多分普通のロックしか聴いたことのない人は「これのどこがロックなんだ」って思うでしょうね。
とにかくアール・ゾイの作品の中で私が一番気に入っているアルバムが 「Les Espaces Inquiets」 であり、その中で一番コピーし易そうだったのが 「Errance」 だということです。
アール・ゾイの作品はどれも入手が困難ですけど、名盤ばかりですので音楽が大好きな人は是非聴いてみて下さい。
それではまた。