どうも。参四郎です。
随分以前に書きましたが、私は元々高校中退で20代で定時制高校に入学。そこに２年通った後、通信制高校に転学。合わせて３年で高校を卒業したという経歴があります。その後一応就職し、人並みに？サラリーマン生活を続けていた訳ですが、生まれ持っての社会不適合性がそれを許さず、リーマン10年目にて限界に達し退職。そして今日に至る訳です。その辺の事は初期のブログ記事に書いていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
定時制から通信制高校に転学した時も一応入学式がありましてね。その時にＡ君という子が私の隣に座っていて早速私に声を掛けてきたんですね。私よりも３つか４つくらい年下だったと思うんですけど、彼も20歳を超えていたし、「早い内に学校で喋れる友達を作りたい」って気持ちがあったんじゃないかと。
で、色々と喋っていてA君に「仕事何してんの？」って尋ねたんですけど、少し間が空いた後に「・・・土方や」って返事が返ってきました。明らかに自分の仕事に誇りが持てないっていうか恥じているっていうか、そんな言い方だったのが印象に残っています。
私は昔も今も土方を見下すような気持ちはサラサラない。暑い日も寒い日も己の肉体を酷使して労働に取り組む。そんなのヒョロい自分には絶対に務まらんもんな。そんな自分に絶対無理なことを年下の彼はこなしていて、尚且つ学校にも通うっていうんだから、寧ろ尊敬に値するっていうか。彼は恥じていたけど。
A君は高校卒業後、警察学校に入ったって話を聞いたけど・・・今でも元気にしとるんやろか。
それはそうと負け組ランドセルですよ。
自分も最近知った言葉なんですけど、どうやらこれはウーバーをはじめとするフーデリ配達員をバカにするネットスラングのようです。ホントに酷いこと言うよね。こんな言葉を生み出した奴はさぞかし大層なご身分なんだろうな。
私にとってのウーバーイーツは「自分と社会を繋ぎ止める最後の拠り所」って感じ・・・かな。
自分は基本パチスロばっかりしてるから。「やっぱりこの店は甘い」だとか「マイジャグツモれました」とか言っても全く人の役に立っていないし社会にも貢献していない訳で。勿論そういう生き方に徹して完全に社会から浮いた存在になってもイイんだろうけど・・・心のどこかでそれを恐れる自分がいるんだろうな。
だからこういう働き方の場を提供してくれるウーバーイーツに感謝している。まあ「ふざけた案件よこしやがって」って思うことも多々あるけど、やるやらないは自由だし。加盟店や客にも色々とあるけど概ね感謝される。そして自分自身がこの仕事にそこまで苦痛を感じない。だから頻度はともかく、これからもウーバー稼働は続けていくつもりでいる。
しかしまあ「職業に貴賎なし」とはいうが、「自分はこういう仕事してますねん！コレで喰ってますねん！」って胸を張って言える人はどれくらい居るんだろうか。
それではまた。