どうも。参四郎です。
10日程前に収穫したサツマイモはコンテナに入れたまま玄関に置きっぱなしです。虫食い跡が結構目立つことから商品としての出荷を断念。となれば自分で消費していくしかない。見た目はアレだけど中身は全然問題ないからな。
しかし・・・こうして山積みにされたイモを見ていると、白土三平先生の作品「カムイ伝」に登場する小六さんを思い出してしまった。
知らん人の為に説明すると、百姓の小六さんは年貢米を納めるが悪者に細工され米が変色してしまうと。で、納め直しを命ぜられるがどうするアテもない。家には返品された大量の米俵。折角だからと返品された米を父親に食べさせるが、がっついて喉を詰めて死亡。さらには年貢未納の罰として自分の娘を城に取られると。で、その日の晩に速攻で領主に性的暴行を受け、娘は自殺。度重なる理不尽な出来事を前に、とうとう小六さんは発狂してしまう・・・っていう話(笑)。白土三平先生の「カムイ伝」と「忍者武芸帳」は名作なので、読んだことがない人は是非チェックしようね。
・・・話がかなり脱線した。とにかくこれからサツマイモを自分で消費していく訳ですけど、食べ方としては焼きイモが手っ取り早い。でも焼きイモって結構調理に時間が掛かるのが難点なんですよね(イモはじっくり焼いた方が甘くなるらしい)。たまに作って食べる分には良いですけど、頻繁に食べることになる私としては出来るだけ調理時間が短くて楽なモノが良い。
ってことで・・・
電子レンジで作る石焼きイモ鍋を買いました。萬古焼の器と石、それと変な板のセット。この板にイモを載せろってことかな?
作り方は簡単。器にイモを入れてその周りに石を敷き詰めてフタをする。そして電子レンジで約10分加熱(500W)し、そのまま5分蒸らせば完成。ちなみに今回は安納芋の方を食べてみます(収穫直後に食べたのはシルクスイート)。
で、完成したのが・・・
こちら!なんて色してやがる!
これは凄い。収穫して間もないので甘さはまだ控えめだけど、食感は煮込んだカボチャのように滑らか。安納芋ってこんなに凄いのか。今年は安納芋とシルクスイートを作ったけど、安納芋の方が間違いなく格上だろ。安納芋は焼きイモの王様や!・・・と、言いたい所ですが、最強の甘さを誇ると言われる紅はるかも気になる。いっぺん食ってみやんとイカンな。
そんな感じで安納芋に感動したって訳ですよ。しかもこのイモを自分で作ったってことが感慨を深める。時間の経過と共に甘さがどう変化していくのかを楽しみたいと思います。来年サツマイモ作るとしたら安納芋か紅はるかで決まりだな。
それではまた。