どうも。参四郎です。
私の両親は小学校の教師でした。
母は結婚して子育てに専念するってことで退職。それ以来死ぬまで一切仕事はしませんでした。なので私の家は親父の収入のみで生活していた訳です。
別に裕福って訳でもなかったですけど、金に不自由している感じなんて全然なかったし、奨学金を借りさせることなく子供を私立大学に行かせてますし(私の兄貴ね)、家を買って普通にローンを完済。
親父は60歳で退職して以来年金暮らしで、毎日酒飲んで毎日刺身食ってる訳です。「お前らの世話にならないくらいの貯えはある」なんて言っております。
その一方で現在の職場では60過ぎのオジサンが「手取り14万しかない」なんて言って嘆いている訳ですよ。結構職場で待遇の話になったりするんですけど、前述のオジサンと違って「田舎はこんなモンだよ」みたいな感じで受け入れてる・・・のかどうかは知らないですけど、そういう認識の人も結構います。寧ろ「ウチの法人はこの辺では良い方なんだよ」なんて言う訳です。
・・・いや、良くはないだろ。
「そんな収入では結婚とか無理だろ」って思われるかもしれませんが、現在の職場で独身なのは私一人だけ。しかも子供を二人も三人も儲けていたりします。それって凄くないですか。少子化の原因って「収入の低さ」も大きな要因だと思うんですけど、ここでは関係ないみたいです。
さすがに手取り14万で妻子を養うのは扶養手当が付いたとしても厳し過ぎると思うんですけど、「共働きで30万程度稼げば何とかなる」ってことでしょうね。まあ実際何とかなるんでしょうけど・・・かなり大変でしょうね。
世の中には「俺は年収が低いから結婚出来ない!」なんて感じで嘆いている男性もいっぱい居ると思うんですけど、こちらではどうやらそうでもないみたいですよ。
それではまた。