警備員時代に感じたこと

お疲れ様です。参四郎です。

私は18才頃から1年半くらいの間警備員をしていたことがありまして・・・今回はその頃の話をしたいと思います。警備員といってもセコムとかアルソックとかそういう高級なものではないですよ。よく道路工事なんかで立ってる人のことです。

警備員というのはですね・・・まさに最底辺なんですよ。現職の方には申し訳ないですけども、私の経験からするとそう言わざるを得ません。まあ、この仕事に志を持って取り組んでいる人はいないと思いますが・・・。
日給は7,000円で交通費はなかったと記憶しています。私の場合、2日間くらい研修を受けて即現場に放り出されて2週間ぶっ通しで勤務でしたね。日勤、夜勤、日勤、夜勤、日勤で3日目の夜にやっと家に帰るといったこともありました。とにかく忙しい時は他の会社から応援を頼むくらい忙しいのですが、暇な時は全然仕事がないんです。

で、暇な時には当然仕事にあぶれる人が出るんですけど、誰があぶれるかというと部長(現場の人員配置を担当していた)に嫌われている人です。そういう人は何日も休みが続いたりして月の収入が10万円にも満たない訳です。で、家賃が払えなくて(博打はするくせに)アパートを追い出され、会社の仮眠室で寝泊まりしてる人もいました。何日も風呂に入らないから臭くて臭くて。酒を飲んで会社の車を運転して、人の家の壁に突っ込んで大穴をあけた人もいました。
とにかくロクでもない人ばっかりなんですよ。

例えば建設現場に仕事に行くじゃないですか。建設現場には土方、鳶、大工、生コン屋等、色んな業種の人が集まってるんですけど、その中でも警備員は当然最底辺で使いっ走りみたいなもんなんですね。それはなぜかと考えると・・・土方でも鳶でも大工でも、皆それぞれ専門的なスキルを持っている訳ですよ。土方であれば各種機材の操作や重機の操縦、鳶であれば転落のリスクを背負いながらも足場を組んでいく技術。そういったものが警備員には何一つないんですよね。つまり誰にでも出来るんですよ(続くかどうかは別として)。
そういう仕事に高い賃金が支払われる筈がないし、優秀な人材が集まる訳がないんですよね。別に警備員をバカにしている訳ではないし、勿論必要だからその仕事が存在する訳ですけどね。そういう性質の仕事だということです。

これは福祉の現場にも全く当てはまることなんですが(現職の方は認めないでしょうが)・・・これについては今しばらく時間を置いて記事にしていきたいと思います。

同僚の警備員が最近姿を見せないと思っていたら・・・「あの人は癌で死んだ」みたいな知らせを受けまして。「最底辺の人間は末期の癌でも死ぬ直前まで現場で働かなくてはならないのか」と、絶望的な気持ちになったことを今でも覚えています。

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