畑の所有権の問題

お疲れ様です。参四郎です。

鹿児島に移住してもうすぐ半月になります。ここでの生活も結構慣れてきました。とにかくボロ屋なので問題点が多数ありますが、色々と工夫してなんとかなってます。
そんな中、難儀しているのが・・・

畑の所有権に関する問題です。
祖父母が亡くなった際、家とその敷地は私の親父が、畑は叔父がそれぞれ相続しました。で、私がここで生活すると知った叔父は「そういうことなら畑を譲ろう」と言ってくれているのですが、農地の譲渡って簡単にはいかないんですよね。

農地って基本的に農家じゃないと取得できないそうです。その理由としては「無制限に農地の売買等を認めると農地が減少し、国の食糧自給率が低下する」っていうことらしいです。いや、そうは言っても田舎の方は人口の減少に歯止めが掛からない訳じゃないですか。それでウチの畑みたいにホッタラカシで草ボーボーになってる農地がゴロゴロしてる訳じゃないですか。農業収入は不安定でマトモに稼げないから誰もやりたがらない訳じゃないですか。そんな状況で「自給率が~」とか言うのってナンセンスじゃないですかね。

しかも「私がここで農業やるんです」って言った所で農家としては認められないそうです。農家としての要件は4つ程あるんですけど、少なくともウチの畑程度の面積ではダメみたいです。「なんだよそれ」って感じです。ここまで厳しく縛り付けるからウチの畑みたいな草ボーボーの農地がそこら中に溢れてるんじゃないですかね。

「ならば地目を変更しよう」って思うんですけど、これもメチャクチャ厳しい条件があって簡単には認められないんです。超メンドくせぇ。
ちょっと週明けにでも地域の農業委員会に突撃しようかと思っています。もし所有権を移転しないと、叔父が亡くなった時にその息子が相続することになる訳で、増々ややこしいことになってしまいます。ホントに不動産に関しては先のことを考えて事前に上手いことしておいた方がいいですね。

それではまた。


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