現在のテクニカル系ギタリストはスティーブ・ハウに学べ!

どうも。参四郎です。

自分のYouTubeチャンネルに最後にギター演奏動画をアップしたのが・・・1年前らしい(汗)。新しい動画を撮ろうと常に思いながらも目先のパチスロに流され続けていた訳で。「とりあえず年が明けるまで引きこもるつもりだし、その間に1本でも動画を・・・」と思い、3日くらいギターの練習に励みました。で、今回はイエス「サウンド・チェイサー」のギターソロ部分をカバーしてみました。ホントは別のをやるつもりだったんですけどね。急にやってみたくなった。当然譜面はないので耳コピです。

簡単に説明しますと、この曲はイエスの74年作「リレイヤー」の2曲目に収録された曲です。「こわれもの」(71)、「危機」(72)、「海洋地形学の物語」(73)、そして「リレイヤー」。この4つの作品はイエスというバンドを語る上で絶対に欠かせない大傑作な訳です。イエスというかプログレを語る上で・・・いや、音楽を語る上で絶対に欠かせない超重要作品だと思います。是非とも聴きましょう(笑)。初心者は比較的曲がコンパクトな「こわれもの」から入ると良いでしょう。

「サウンド・チェイサー」という曲は「イエスの難曲中の難曲」なんて言われてるみたいですね。ていうかイエスの曲なんてどれもこれも難曲で、たやすく演奏できるようなモノなんて1曲たりともないような気がしますが。
曲の冒頭はダークでジャジーでテクニカル。このアルバムから参加したキーボーディストのパトリック・モラーツの影響なんでしょうね。ハッキリ言ってイエスらしくない(カッコいいけど)。が、そこを抜けるといかにもイエスらしいキャッチ―な歌メロが飛び出してくる。

で、ボーカルパートが一旦終って再びダークで緊張感のある演奏の後に・・・突如、スティーブ・ハウによる無伴奏の荒々しいギターソロが始まる訳です。今回演奏したのはその部分。
まあ何と言うか・・・テクニカルなんだかデタラメなんだか手グセなんだかようわからんが(笑)。アドリブで弾いてるのかな?聴いたことのあるフレーズ(ムード・フォー・ア・デイとかで)も飛び出すし。
でもね。熱いんよ。魂がこもっとる。そして後半部のメロディーの美しさ。上手いんだか下手なんだかようわからんけど個性的で耳障りで魅力的なギターを弾く。そんなスティーブ・ハウが大好きなんですよね。

現在のロックギターって技術至上主義的じゃないですか。やれスウィープだのタッピングだのピロピロピロピロと。そういう技術を否定はしないけど、必要以上にそういうのを使い過ぎる傾向にあるよね。凄いとは思うけど、個人的にはそういうプレイに音楽的価値を見出せないっていうか。いや、技術も音楽性も兼ね備えたギタリストも居るには居るが、それはごく一握りって話。大半はテクのひけらかし屋。そんなロック界の現状を残念に思う訳です。

今回の自分の演奏に関しては・・・結構ミスってる所があるな。「納得のいくものを・・・」って思って何度か撮り直したんですけど気力が持たなかった(笑)。今回も余裕で妥協しちゃったね。
まだやりたい曲が結構あるので、少しずつ進めていこうと思っています。

それではまた。


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