火垂るの墓を・・・観るんじゃなかった

どうも。参四郎です。

不朽の名作、「火垂るの墓」
昔から終戦記念日あたりにTVで放映されてたような気がする。でもなんか最近はTVでやらないそうですね。自分は長いことTVを観てないので知らんけど。少しグロいシーン(母親の死体とか)が引っ掛かるのかな。
「火垂るの墓」を知らん人とか殆どいないと思うけど、一応私なりに、かなり適当な感じであらすじを書いてみたいと思います。

えーと。舞台は太平洋戦争末期の兵庫県。そこで暮らす14歳の少年(清太)と4歳の妹(節子)は、空襲で母親を失い家も焼かれると。で、親戚の家で世話になることになるのだが・・・そこのオバハンとの関係が悪化。少年と妹は親戚の家を出て、池のほとりにある防空壕で生活を始めるが・・・あっけなく貧窮。妹は栄養失調で死亡。その後少年も駅のホームで野垂れ死ぬ・・・ってストーリー。
・・・うん。この作品のあらすじをここまで簡潔に書けたのは私くらいなモンじゃないかな(笑)。

別にこの作品に特別思い入れがある訳でもないんですよ。ただ、この前YouTubeで「本当のクズは清太でオバハンは悪くなかった」みたいな動画があってさ(笑)。「清太は居候の分際で働く訳でもなく、学校にも行かず、家の手伝いをする訳でもないクズニートであり、そんな奴はオバハンに嫌味言われて当然の存在」みたいな主張をしてるんですよね。そんな動画を観てたら、もう一度改めて「火垂るの墓」を観てみたくなりまして。で、YouTubeで検索したら「火垂るの墓」のフル動画があったので(法的にどうなのかは知らんが)、超久し振りに鑑賞させて頂いたんですけど・・・やっぱキツいわ。この映画。ドンヨリと暗い気持ちになってしまった。病んでる人にとっては結構危険な映画だな。

しかしまあ・・・私が見た限り、清太君は妹思いの好青年だったよ(笑)。どう見てもオバハンの方がクズ。ていうか現実世界ではこのクラスのオバハンがゴロゴロいるんだよね。で、兵庫県が舞台なのでオバハンの嫌味も当然関西弁なんだけどさ。やっぱ関西弁の嫌味の破壊力はハンパないわ。メッチャ効く(笑)。

まあ清太君が畑を荒らしたり火事ドロボーをする描写もあるんだけど、「この時代でこの状況なら仕方ないよね」って思う。ていうか「俺ならもっと上手くやれた」とか「俺なら節子を救うことができた」みたいな気持ちになった(笑)。「清太!バカヤロー!もっと真剣にパクれ!お前一人じゃねぇんだぞ!」って感じで。

とにかく重い映画なので当分観ることはないだろう。でもまた忘れた頃に観たくなるんだろうな。そしてまた気持ちが沈むと(笑)。

それではまた。


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