どこに逃げても行った先々で苦しみは付いて回る?

どうも。参四郎です。

早いもので既に11月も中旬。今年も残り僅かとなりましたね。
年内の引きこもりを宣言して1か月が経過。とりあえず税金とか保険料とかの年内の支払いは全て終えているので、「これでつつがなく年を越せそうだ」なんて思っていたら・・・役場から住民税の納付書が送られてきた(汗)。8月で親戚の運営する法人を辞めたので「残りを払え」ってことらしい。約4万円の支出。

リーマン時代から「税金高過ぎだろ」って思ってはいたけど、それは給与明細上のことじゃないですか。やっぱり組織を抜けると重税の実感がハンパないっていうか。実際、毎月何万もバンバン払ってる訳ですから。「ホンマにどんだけ金むしり取んねん!」って思いますよ。腹立ってくる。まあ日本国民である以上、税から逃れられないんだけどさ。
「いっそのこと全てを捨てて、そういった社会の枠組みから完全にはみ出した存在になったらどうなるんだろう」なんて考えてみたりもする。まあ恐ろしくてとてもじゃないけど実行できないけどね。

「日本の未来には絶望しかないから海外に脱出した方がイイよ」みたいなことを耳にするじゃないですか。まあ自分もそう思わんでもない。でも、どこへ行ってもその先々で苦しい面や辛い面があるんだろうな。それに・・・結局最後には日本に帰りたくなりそうな気がする。「日本で死にたい」って感じで。

水木しげるさんは「戦時中に過ごした南の未開の島に移住したい」って著書の中で言ってたな。先住民族が原始的な暮らしをしてるような島ね。水木さんはそこでお世話になってパラダイスのように感じたらしい。まあ、それは「高度に発展し、複雑化し過ぎた社会からの脱出」ってことになるよね。これも相当な覚悟が必要。でも確かに憧れる。人間は賢くなり過ぎた。

まあとにかく、税金の督促を受けて憤ると共にそういったことを色々と考えてたんですけど・・・ふと一枚の絵が頭に浮かんできまして。「あれは何だったかな?」って感じで検索してみたら・・・あったあった。

歴史の教科書なんかに載ってるやつ。日露戦争当時の風刺画ね。国民は重い税金を負担させられて苦しむ中、政治家なんかは「戦争に貢献した」ってことで勲章を与えられてるっていう風刺。
初めてこの絵を見た当時は「この時代は大変だったんだな」みたいに思ってたんだろうけど・・・これって今の私たちが置かれている状況とさして変わらんのでは。色んな分野で増税が議論されるし、今後私たちの負担が減ることはまずない訳だし。

まあ暗い気持ちにもなりますわな。

それではまた。


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