どうも。参四郎です。
ここ鹿児島では梅雨入りして以来、マジで毎日雨です。しかも時折猛烈に雨脚が強まったりして普通に大雨警報が出たりしています。去年も九州各地で豪雨被害がありましたけど、今年も余裕でヤバそうです。
そんな中、サツマイモの方はどうなったかというと・・・
お陰様ですくすくと育ってくれております。ホントに一時はどうなることかと思いましたよ。植え付け後の枯死を免れ、しっかりと根を張ってくれたようです。
しかし・・・
葉がある程度大きくなると欠けが目立つんですよね。何が原因なのか?
でもまあ葉は次々に新しいのが出てきているのでまだ良いんですけど、深刻なモノになると・・・
根元からツルがポッキリいかれちゃったりしています。さすがにこうなると復活は無理か?しかし何でこんなことになるんだろう?元気だったツルがポッキリと。
「何か虫にやられてるのか?」
そう思ってツルをよく観察してみると・・・コイツが原因か?
ツルの根元に虫がいるのが分かりますかね?虫が苦手な方は凝視しないで下さいね。私も正直、虫が大の苦手ですけど、敵を知らなければ対策が打てない。よく観察してスマホで調べること数分。うん。間違いない。コイツはホウズキカメムシだろ!
調べによるとホウズキカメムシはナス科の植物やサツマイモなどのヒルガオ科の植物に害を与える農業害虫であるとのこと。幼虫は葉と茎から、成虫は茎から吸汁し、大発生すると茎葉の成長が止まるとのこと。
・・・言葉が悪いですけど37564にしてやりたい!俺の大事なサツマイモからチューチューしやがって!
「これは一刻も早く農薬散布するべきだろう、幸い今は雨が止んでいる、週間予報では来週の土曜日までずっと雨、やるなら今しかねえ!」ってことでスマホで事前に農薬に関して調べた後にホームセンターへ。で、買ってきたのが・・・
ベニカ水溶剤という農薬とスプレーボトルと計量カップ。
農薬にも色々あってどれを選んだらよいのか悩んだんですけど、選んだ理由はこの製品のみ適用作物の欄にサツマイモ(かんしょ)の表記があったので(実際には箱や説明書には表記がなく、会社のホームページに記載があった)。
よし。早速準備しよう。
薬剤1袋(0.5g)を1ℓの水で希釈。
うん。如何にも農薬って感じの毒々しい色合い。一発で分かるようにこういう着色をしているんだろうな。
雨が降りださない内に速攻で散布。ホントは半日以上雨が降らない状況で散布するべきなんですけどね。完全に梅雨入りしてしまった以上、仕方がないです。
いやー。まあ勉強になりましたよ。ホントは苗の植え付け直後に散布しておいたら良かったんだろうな。「サツマイモは手間いらずで放っておくだけで簡単にできる」っていう私の認識は甘かった訳だ。まあ放っておいてもある程度はできるんでしょうけど、マトモな収穫にはならんのかな。
実際、私たちが口にしている作物って殆どが農薬を使用して作ったモノなんだろうな。オーガニックと言えば聞こえが良いですけど、それには大変な労力が必要になると思うし。安定した食糧供給には農薬は不可欠ってことなのかな。実際に自分でやってみて初めてそれを実感したっていうか。
それではまた。