どうも。参四郎です。
私が仕事を休んでいる間に職場(有料老人ホーム)では重大事故が立て続けに2件発生していました。一つは利用者の転倒による骨折。もう一つは・・・詳細は言えないですけど、職員の重大な過失によって利用者が負傷し入院中。最低最悪の事故が起こってしまった。
原因としては人員の少なさと職員のレベルの低さが挙げられるかな。ホントに起こるべくして起こってますよ。
で、その事故の件で施設の管理者の女性に呼ばれまして。このような事故が発生した場合には役所に報告書を提出する訳ですけど、そこにハンコを押してほしいとのことでした。私自身は事故に関与していませんが、転倒した利用者は私の担当だったので。
で、管理者が作成した報告書に目を通した訳ですけど、違和感を感じまして。事故発生当時の状況記入欄に次のような文章がありました。
・・・居室から「滑ったー。」との声が聞こえたので訪室すると・・・
・・・そもそも文章自体が稚拙に感じますが、私が気になったのはカギ括弧内の文末にある句点。これね。出版業界ではカギ括弧内の文末には句点を付けないのが常識なんですよね。新聞を始めとして日本国内の殆どの出版物はそうなっている筈です。私もブログを始めた当時、気になったので調べた上でカギ括弧内の文末には句点を付けない表記で統一しています。
間違った表記をしていると思った私は管理者に言いました。
私「○○さん、ここの句点は付けないですよ。役所に提出する訳ですし、直した方がいいんじゃないですか」
管理者「うーん、でも理事たちからも既にハンコ貰っちゃったし・・・」
・・・とまあ、こんなやり取りがあった訳ですが、なんか気になったので家に帰って改めてその辺りのことを調べてみると・・・なんと!公用文においては「カギ括弧内の文末には句点を付けるのがルール」となっているじゃないか!
確かに小学生の時にそのように習った記憶はある。学校教育ではそのように表記しないとバツを貰うことになるのだろう。でもなんかおかしくないですか?
彼は言った。「うんざりだ。」と。
上記の文のように句点が連続するとか、どう考えてもスマートじゃないし読み辛いと思うんですけど。寧ろ「カギ括弧内の文末に句点は付けない」という出版業界、ひいては社会の常識に教育の方が合わせて行くべきなんじゃないの?
とにかく恥掻いちゃったよ(笑)。得意げに能書き垂れると、こういうことになっちゃうからね。みんなも気を付けた方がイイよ。
それではまた。